パソコンのキーボードの掃除(3社の拭き方とアルコールの可否)

自分のキーボードのメーカーと種類を選ぶと、拭き方、キートップを外せるか、アルコールを使えるかがわかります。

公式ページの確認日 2026-09-30

結論

  1. 掃除の前に、ケーブルを抜くか電源を切る。ロジクールは交換できる電池も外し、ワイヤレスは電源が切れてから5〜10秒待ちます。Appleは取り外せる電池を外し、MacBook・MacBook Pro・MacBook Airはシステム終了して電源アダプタを外します。PFU(HHKB)は有線はケーブルを抜き、ワイヤレスは本体の電源を切ります。
  2. 拭くのは、湿らせた柔らかい布など。Appleは糸くずの出ない柔らかい布を水で湿らせ、ロジクールは水道水で軽く湿らせたマイクロファイバークロスで拭き、直接水を注ぎません。PFU(HHKB)は外したキートップの汚れが軽いとき、ウェットティッシュ(ノンアルコール)か水で薄めた中性洗剤の布で拭くとし、キートップを外すのが難しいタイプは水洗いをすすめていません。
  3. アルコールの可否は会社で違う。Appleは70%イソプロピルアルコール含有ワイプなどで、Apple製品のキーボードなど通気性のない硬い外表面を拭くのは可としています。ロジクールはべたつくキーやたまった汚れに、目立たない場所で試してからアルコール25%未満のアルコールスワブを使うとしています。PFU(HHKB)はノートパソコンなどキートップを外すのが難しいキーボードへの無水エタノールなどをすすめていません。

キーボードのメーカー

PFU(HHKB)のキートップを外せるキーボードの掃除の流れ

  1. 1電源を切り、写真を撮る有線はケーブルを抜き、ワイヤレスは電源を切る。戻す位置を迷わないよう全体を撮る
  2. 2キープラーで外すマイナスドライバーは傷・故障の原因になりかねない
  3. 3キートップと本体を掃除キートップは布で拭くか丸洗い。本体のほこりはブラシ・ウェットティッシュ(ノンアルコール)・綿棒で
  4. 4乾かして戻す水分が残ると故障の原因。裏面を上にして自然乾燥し、戻す前に綿棒で裏面の水分を取る。写真を見て、向きを間違えずに戻す

メーカー別のキーボードの掃除(3社)

ロジクールロジクールのキーボード(公式サイトの記事)

掃除の前
有線はコンピュータや電源から外し、交換できる電池は外す。ワイヤレスは電源が切れていることを確かめて5〜10秒待つ
ごみ
逆さまにして優しく振る(強く叩きすぎない)。圧縮空気の缶は直立させて使い、無ければドライヤーの冷風
拭き方
水道水で軽く湿らせたマイクロファイバークロスで優しく。キーボードに直接水を注がない。香料無添加の消毒用ワイプも使える
キーキャップ
MXキーボード・メカニカルキーボードは外せる(両側をつかみ真上に引く)。戻すときはピンをそろえ、カチッと鳴るまで押し込む
ひどい汚れ・べたつくキー
目立たない場所で試してから、香料無添加の消毒用ワイプ・抗菌ウェットワイプ・アルコール25%未満のアルコールスワブ。メラミンスポンジは軽い力で
使わないもの
漂白剤・アセトン・ネイルポリッシュリムーバー・強い溶剤・研磨剤
公式資料の原文(21か所)
  • 「有線キーボードをお持ちの場合は、コンピュータや電源から取り外してください。交換可能なバッテリーがある場合は、バッテリーを取り外してください。」
  • 「ロジクールのワイヤレスキーボードを掃除するには、まず電源が切れていることを確認してください。次のステップに進む前に、5〜10秒待ってください。」
  • 「次に、キーボードを逆さまにして優しく振ることで、ゴミを取り除きます。」
  • 「強く叩きすぎると、損傷を引き起こす可能性があります。」
  • 「頑固なほこりやゴミには、圧縮空気が通常最も効果的な解決策です。」
  • 「缶を直立させておきます。逆さまに傾けると、ガスが液体の形で噴出し、凍傷を引き起こす可能性があります。」
  • 「短い噴射を使用し、缶が冷たくなりすぎたときは休憩を取って、冷やけを防ぎます。」
  • 「圧縮空気がない場合は、ドライヤーを使用してほこりやゴミを取り除くことができます。ただし、熱いドライヤーはキーボードをすぐに損傷させる可能性があるため、冷風設定で使用することを確認してください。」
  • 「柔らかく、糸くずの出ない布と通常の水道水を使用してください。キーボードに直接水を洗ったり注いだりしないでください。」
  • 「マイクロファイバークロスを軽く湿らせてから、それを使ってキーを優しく掃除してください。このステップでは、香料無添加の消毒用ワイプを使用することもできます。」
  • 「ロジクール MXキーボードやロジクールメカニカルキーボードのキーキャップを取り外して掃除できます。」
  • 「指でキーキャップの両側をしっかりとつかみます。」
  • 「真上に引っ張ってキーキャップを取り外します。」
  • 「作業が終わったら、キーキャップをキーボードに戻し、ピンが正しく揃っていることを確認してください。しっかりと押し込み、キーが元の位置にカチッと戻る音を聞いてください。」
  • 「掃除用の溶液や方法をキーボードの上部に適用する前に、目立たない場所でテストして、変色を引き起こさないことを確認してください。」
  • 「香料無添加の消毒用ワイプ、抗菌ウェットワイプ、または25%未満のアルコールを含むアルコールスワブを使用してください。」
  • 「メラミン掃除スポンジを使用し、掃除する際に軽い圧力をかけてください。」
  • 「キーボードを掃除するために漂白剤、アセトン、ネイルポリッシュリムーバー、強い溶剤、または研磨剤を使用しないでください。」
  • 「キーボードを使用する前に手を洗ってください。」
  • 「キーボードの上で食べたり飲んだりしないでください。」
  • 「使用していないときは、キーボードカバーを使用してキーボードを保護してください。」

ロジクール 公式サイトの記事(ロジクールキーボードの掃除方法)

70%イソプロピルアルコール含有ワイプを使える

AppleApple製のキーボード(ワイヤレス・USB接続)とMacノートブック

掃除の前
キーボードは電源を切り、取り外せる電池は外す(ケーブル接続はコンピュータから外す)。MacBook・MacBook Pro・MacBook Airはシステム終了して電源アダプタを外す
拭き方
糸くずの出ない柔らかい布を水で湿らせて外側を拭く。研磨布・タオル・ペーパータオルなどは使わない
アルコール
70%イソプロピルアルコール含有ワイプ・75%エチルアルコール含有ワイプ・クロロックス除菌ワイプで、キーボードなどの通気性のない硬い外表面を優しく拭くのは可(布製・革製の表面には使わない)
使わないもの
スプレー式の液体クリーナー・溶剤・研磨剤・過酸化水素を含む洗剤、漂白剤。クリーナーを直接吹きかけない、洗剤類に浸さない
公式資料の原文(9か所)
  • 「Apple製のワイヤレスまたはUSB接続のキーボード、マウス、トラックパッド」
  • 「まずデバイスの電源を切ってください。デバイスのバッテリーが取り外し可能な場合は、バッテリーを取り外します(ケーブル接続のデバイスの場合は、コンピュータから外します)。」
  • 「糸くずの出ない柔らかい布を水で湿らせて、デバイスの外側を清掃します。内部に水分や湿気が入らないよう注意し、スプレー式の液体クリーナー、溶剤、研磨剤、過酸化水素を含む洗剤は使わないでください。」
  • 「糸くずの出ない柔らかい布を使います。研磨布、タオル、ペーパタオル、またはそれに類似したものは使わないでください。」
  • 「クリーナーを直接吹きかけないようにします。」
  • 「70%イソプロピルアルコール含有ワイプ、75%エチルアルコール含有ワイプ、クロロックス除菌ワイプ(Clorox Disinfecting Wipes)を使い、Apple製品の通気性のない硬い表面、たとえばディスプレイやキーボードなどの外表面を優しく拭き取る分にはかまいません。」
  • 「漂白剤(ブリーチ)や過酸化水素を含む製品は使わないでください。開口部に湿気や水分が入り込まないようにご注意ください。また、洗剤類の中にApple製品を浸さないでください。布製や革製の表面には使わないでください。」
  • 「MacBook、MacBook Pro、またはMacBook Airの外側を清掃する場合は、まずコンピュータをシステム終了してから電源アダプタを外します。次に、糸くずの出ない柔らかい布を水で湿らせて、コンピュータの外面を清掃します。」
  • 「Apple製品に液体が浸入した場合は、できるだけ早く Apple正規サービスプロバイダまたは Apple Store直営店にご連絡ください。液体による損傷には、Apple製品保証またはAppleCare Protection Planは適用されません。ただし、消費者法に基づく法的権利が適用される可能性があります。」

Apple サポート(Apple製品のお手入れ方法。Apple製のキーボード・Macノートブック)

PFU(HHKB)キーボード全般の掃除方法(公式コラム HHKB Life)

キートップを外せるか
メカニカル式・静電容量無接点方式は基本的に外せる。パンタグラフ式・メンブレン式は外すのが難しい
外せるキートップの洗い方
軽い汚れはウェットティッシュ(ノンアルコール)か水で薄めた中性洗剤の布。しつこい汚れ・広い範囲の汚れは、水を張った容器に中性洗剤を入れて丸洗いする方法も。裏面を上にして十分に自然乾燥
外すのが難しいタイプ
水洗いはすすめない。キーボードブラシでほこりを取り、皮脂はウェットティッシュ(ノンアルコール)・綿棒で(軽いタッチで強く擦らない)
エアダスター
キートップを付けたままだとゴミを奥へ押し込むおそれ。外してから使い、外すのが難しいタイプはキーボードブラシ
すすめないもの
筐体の分解・漂白剤(プラスチックが傷むおそれ。分解はメーカー保証の対象外になる可能性)。ノートパソコンなど外すのが難しいタイプへの無水エタノールなど揮発性の高い液体
スライム状のクリーナー
押し付ける力で深い隙間に入り、取れなくなることがある(外すのが難しいタイプは故障のおそれ)
公式資料の原文(22か所)
  • 「上記のうち、「メカニカル式キーボード」と「静電容量無接点方式キーボード」は、基本的にはキートップの取り外しが可能ですが、「パンタグラフ式キーボード」と「メンブレン式キーボード」はキートップの取り外しが難しい構造となっています。」
  • 「ノートパソコンに用いられることの多い「パンタグラフ式キーボード」」
  • 「有線接続のキーボードの場合はパソコンからケーブルを抜いておき、ワイヤレス接続のキーボードは本体の電源を切っておきましょう。」
  • 「キーボードの掃除を始める前にキーボード全体の写真を撮影しておきましょう。」
  • 「マイナスドライバーで外すと無理な力がかかり、傷や故障の原因になりかねないため、キープラーなど専用の引き抜き工具を使用すると安心です。」
  • 「キートップの汚れが軽度の場合にはウェットティッシュで拭き取ったり、水で薄めた中性洗剤を柔らかい布につけて拭き取るだけでもきれいになります。」
  • 「一方、しつこい汚れが付着していたり、汚れが広範囲にわたっている場合には、水を張ったバケツやボウルの中にキートップと中性洗剤を入れて丸洗いする方法もおすすめです。」
  • 「水分が残った状態のままキートップを戻すと、キーボード内部に水が侵入し故障の原因となるためです。」
  • 「自然乾燥の際にはキートップの裏面を上向きにしておき、キーボードに戻す際には綿棒をキートップの裏面に差してしっかりと水分を取り除きましょう。」
  • 「パンタグラフ式やメンブレン式のキーボードはキートップの取り外しが難しいため、上記でご紹介したような水洗いはおすすめできません。」
  • 「キーボードブラシを使用し、キートップの表面と隙間に蓄積したホコリやゴミを取り除きます。」
  • 「水分がパソコン本体内部に侵入すると故障の原因となるため、ウェットティッシュは軽いタッチを心がけ、強く擦らないことがポイントです。」
  • 「キーボードの筐体を分解し漂白剤できれいにしようとする方もいるかもしれませんが、プラスチックが傷む原因になるおそれもあるため推奨しません。」
  • 「また、キーボードの筐体を分解し内部の基盤を露出させると、メーカー保証の対象外となる可能性もあります。」
  • 「ノートパソコンなどキートップの取り外しが難しいキーボードの場合、しつこい汚れを落とすために無水エタノールなど揮発性の高い液体を使おうと考える方もいるかもしれません。」
  • 「しかし、こちらも漂白剤と同様、プラスチックが傷む原因になるおそれがあるため推奨しません。」
  • 「スライムをキーボードに押し付ける力加減によっては深い隙間にまで入り込み、取れなくなる可能性もあります。」
  • 「キートップの取り外しが難しいキーボードの場合は故障の原因になるおそれもあるため注意が必要です。」
  • 「エアダスターはホコリやゴミを取り除くために役立つツールのひとつですが、キートップを装着したままの状態で使用すると奥の隙間にゴミを押し込んでしまうおそれがあります。」
  • 「そのため、エアダスターはキートップを外した状態で使用するのがおすすめです。キートップの取り外しが難しいキーボードの場合はキーボードブラシを使用しましょう。」
  • 「ウェットティッシュ(ノンアルコール)」
  • 「装着する向きを間違わないように注意しましょう。」

PFU(HHKB) 公式コラム HHKB Life(キーボードの正しい掃除方法、2024年7月24日公開)

ロジクールの記事はロジクールのキーボード、Appleの案内はApple製品のものです。PFU(HHKB)のコラムはキーボード全般の掃除方法として書かれています。キートップを外せるか、アルコールを使えるかは機種で違います。自分のキーボード・パソコンの取扱説明書を優先してください。確認日 2026-09-30。

キーボードの掃除のよくある質問

キーボードをアルコールで拭いてもよいですか?

会社で違います。Appleは、70%イソプロピルアルコール含有ワイプ・75%エチルアルコール含有ワイプ・クロロックス除菌ワイプで、Apple製品のキーボードなどの通気性のない硬い外表面を優しく拭くのはかまわないとしています。ロジクールは、ロジクールのキーボードのべたつき・たまった汚れに、目立たない場所で試してから、アルコール25%未満のアルコールスワブや香料無添加の消毒用ワイプを使うよう書いています。PFU(HHKB)は、ノートパソコンなどキートップを外すのが難しいキーボードに無水エタノールなど揮発性の高い液体を使うことを、プラスチックが傷むおそれがあるとしてすすめていません。自分のキーボード・パソコンの取扱説明書を優先してください。

エアダスターは使ってよいですか?

ロジクールは、ロジクールのキーボードの頑固なほこりに圧縮空気を使うよう書き、缶を直立させて短く噴射するとしています(逆さまに傾けるとガスが液体で噴出し凍傷のおそれ)。圧縮空気が無ければドライヤーの冷風です。PFU(HHKB)は、キートップを付けたまま使うとゴミを奥の隙間に押し込むおそれがあるとして、キートップを外してから使うよう書き、外すのが難しいキーボードにはキーボードブラシをすすめています。

ノートパソコンのキーボードも同じ掃除でよいですか?

PFU(HHKB)は、ノートパソコンに多いパンタグラフ式はキートップを外すのが難しい構造で、水洗いはおすすめできないとし、キーボードブラシでほこりを取り、皮脂はウェットティッシュ(ノンアルコール)・綿棒で、ウェットティッシュは軽いタッチで強く擦らないよう書いています。Appleは、MacBook・MacBook Pro・MacBook Airの外側を、システム終了して電源アダプタを外してから、水で湿らせた糸くずの出ない柔らかい布で拭くとしています。

キーボードに飲み物をこぼしたときは?

Appleは、Apple製品に液体が入った場合、できるだけ早くApple正規サービスプロバイダかApple Store直営店に連絡するよう書き、液体による損傷はApple製品保証・AppleCare Protection Planの対象外としています(消費者法に基づく権利が適用される可能性はあるとしています)。ロジクールは、予防としてキーボードの上で食べたり飲んだりしないよう書いています。

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